今日は3月3日。朝の布団の中で「飾りたい」と思いついて天袋から担ぎ出したのが、私が生まれてすぐに買ってくれたらしい雛人形です。
当時はこんな御殿雛が流行っていたと最近知りましたが、親たちが西方の人たちなのでお婆ちゃんが京都から仕入れたとかなんとか聞いています。
ゆうに半世紀を超えた古いもので、あちこちに破損と紛失が見られます。
飾る担当は父だったようで、母は壊れた箇所を見ては父の不器用さを嘆いていた記憶が。
ところで、私が絵を始めたのは、両親ともに他界した後なので、
まさか娘がこの雛飾りと自分が描いた絵をこのように並べるなど夢にも思わなかったろうし、自分でも可笑しくなります。
人生、何がどう転ぶかわからない意外性に満ちていて面白いですよね。
作品はこちらからお求めいただけます。
「みんなのさくら」 ST390 | SATOO art shop ヨンカクプリズム
また、私が管理しているart house画美荘から1点、
おこがましくも選ばせていただき、ピッタリきたのがこちら。
いかがでしょう。
趣きがガラリと変わって大人の雛祭り完成です。
ちょっと洋酒など舐めたくなりませんか?
花を飾ったり、カーテンを変えたり、、、
そして、絵を掛け替えたり。
部屋の空気の変身っぷりが楽しめるような暮らし方が現代人に根付いたら世界はどんなに素敵でしょう。