行き当たりばったり複数個のものを作っていると、少しずつ改良欲が湧いてくるので全部同じにはならないのですが、これを自分に優しく言うと「成長」または「進化」。(笑)
そもそも今回のテーマは
「保管できて捨てやすい」
いわゆるアートコレクターさんが必要とするような「差し箱」ではなく、
たとえば私は何か買うと箱は即潰して捨てます。そういうもんだと思ってますし、私の作品を買ってくださる方々も保管箱は不要である、と勝手な常識を持っていたわけです。
なんか違う。
そんなことを数ヶ月考えていてモヤモヤとしてました。
思考の途中経過をすっ飛ばして結論を。
◎プチプチに包まれてるだけじゃない、開けた時の感動を3%ぐらい上昇させられたら。
◎その3%が「箱もとっておこう」につながれば。
◎季節が変わったり、飽きたりしたら箱にしまっておける。
色々な人の作品を買って、飾ったりしまったりする。
そんな「循環」が日本の生活の中に根付いたらどう?
いずれは他人様の作品を買って、いつでもしまえるよう、その箱を作りたい。
そうすれば、絵を飾れる壁が一箇所しかなくても、次々に買えるのだ。
なんてことを、釘の刺さらないコンクリ壁の賃貸住宅で妄想する大晦日です。