今朝は久しぶりに猫の絵を描きました。
猫の表現、毛並みや目の透明感などを技巧を凝らした作品を創られる方は多いのですが、私はこんな感じです。(笑)
私がしっかり描きこむと「コレじゃない感」だけが漂います。汗
展示のさい「ちゃんと描けることを示すために1点ぐらいは写実的なものを」など求められることもありましたが、コレじゃないものは描きたくないのでスルーしてきました。(それほどハッとさせるような絵が描ける気もしないのだっ。絵具がもったいないだけじゃ~ん。)
さて、いっとき猫と暮らさないことがありましたが、やっぱり今はうちに猫がいます。
この春で5歳のようで、20歳ぐらいまで生きるとすれば、飼い主の私はあと15年は元気でいる必要があります。
自分が70代で、このでっかい猫(洋猫混じりらしい)を抱えて動物病院に通うことをなかなか想像しにくいのですけど、そういった覚悟がなければ動物とは暮らせないのです。お金もかかる。
なぜこの動物と一緒にいるのだろう。
地球上には山ほどの動物や人間がいるのに、なぜこの1匹と今ここにいるのだろう。
で、なぜこんなに大切なんだろうか。
猫の絵は売りやすいのですが、うっかり猫という動物を深く知ってしまったから、形式的な猫を描けなくなってしまった。
またキャンバスの中に猫が見えたら描きます。