アトリエよんよんblog

描いたり作ったり時々デジタルな絵描きの日常ブログ

NFTアートをかじってみる(笑)からの~忘備録

わかってきたこと、実際にやってみたことなど、加筆修正しながらこのページにまとめます。ご自身で学習していただきたいワードは強調しておきますね。

最初にこの記事を書き始めたのが2/8。初出品できたのが2/23です。

仮想通貨、NFTなど熟知しておられる方でしたらすぐにでも出品できると思います。
また、ネットの情報も書籍の情報も鵜呑みにしてはイケマセン。(著者の利益となる眉唾情報も多いので。)

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NFTアート!素人の絵やツイートに億がついた!など飛びつきたくなる言葉が溢れているようですが、そこは冷静に。

ブログや動画で調べてみると、やはりそう甘くはないので逆に安心しました。

仮想通貨。投資。
自分には縁のないものとしてスルーしてきたし、今のところやはり「額に汗」的な働き方を良しとしたい古代人がここにいます。

しかし、せっかくこの時代に生きているのだし、間借りなりにもクリエイターという分野にカテゴライズされているなら、そのために用意された(できちゃった?)システムを齧ってみないとモッタイナイと思ってます。

やってみたい人はどう始めればいいのか、入り口まで行ってみました。

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NFTアートに必要な手続き系

下記3つのアカウントを開設して紐づける。

NFTアートの取引はイーサという通貨を使います。(イーサリアム

・イーサを買う取引所・販売所

・イーサを入れておくウォレット

・マーケットプレイス

ここまで難なく開設できたので、あとはマーケットプレイスから作品アップとセッティングをすればいいみたいです。

まずは各アカウントをとって紐付け、マーケットのプロフまで無料でできたできた、わーいわーい
それで満足しちゃった・・・以下、実際のイーサ購入へと続きます・・・

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素人なりの補足です(;^_^A。

■最初にイーサを買うとき、取引所販売所かで引かれる手数料が違います。

スプレッドという言葉も初めて知っていまだに人様に説明できる知識が持てないのですが、「だったらここの取引所でいいかな」という選び方をしました。(;^_^A

ある程度うっすらわかってきたら相場の変動が見られるチャート(刻々と変わる)や取引板などを暇な時にぼんやり眺めるといいです。

手数料を気にしないなら有名どころの販売所でポチっとすぐ買ってしまえば良いと思います。

■ウォレットは多くの場合メタマスクで良さそうなので一択ですかね・・・・

■今やマーケットプレイスはたくさんあるようですが、人によって、というか、どんな取り組み方をしたいかによるかなと。一番広々しているのがOpensea。

 

取り組み方の違いで選ぼう

もっとも目立って「こういうのがNFTアートだ!」と多くの人に植え付けたのが「素人でも数日で数百万~億り人!」という、ピクセルアートではないでしょうか。

それから、キャラ絵の得意な人たちのコレクティブ。

かつ、外せないのが「投機」。

それはそれで、好きな人や稼ぎたい人が取り組んで欲しい分野であって、そういう可能性もある。という希望を持たせてくれる程度の参考にしています。

大きなプロジェクトとして企業が参入して小さなマーケットで深く取り組むなどもありますね。

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私の場合ですが、

■ピクセルアート系のコミュニティには属さないこと(向いてない汗)。

■どうせダメ元なら広いところに飛び込んでみたい。

■無料にこだわっていると、売れなければ放置してしまう自分の性質上、しっかり調べて初期投資し、無責任なサーバー使いをしない。

を前提に、

■初期費用

■万が一売れた場合、円での回収にかかる費用

を調べて、緊張感と本気度を課し、ハードルを高く設定し、いよいよドアの中に入ってみました。

■銀行口座から円を無料で取引所へ入金。実際にどれくらいかかるかわからないので想定より若干多め。ここが一番心臓の痛い時でした。(笑) 

余ればまた円として銀行口座に戻せるのか、しっかり調べました。

■取引所でイーサを買う(販売所より難しいけどスプレッドは超低いので取引所一択)。ある時点でイーサが不足すると大変そうなので多めに。ああまた心臓が痛い。(笑) メタマスクへの送金は無料。

ポリゴンは使わない。

ついにOpenseaへアップ・・できるかな

■初回のガス代だけドーンとかかるイーサリアム、2度目から無料というので、とりあえず1点だけ作品をプレアップしておく。

ガス代の低いとき(超心臓痛い)にミントそしてリスティング。2/22の夜8時ぐらいだったでしょうか。約6000円のガス代がかかりました。

ここまで出来ました~!

念のために残ったイーサはこのままにしてみますが、オークションやポリゴン、オファー受けなどを使わなければ目減りすることも無さそうです。イーサが高くなったら円に・・・という皮算用で。微笑。

 

さて、本当に2度目からは無料でリスティングできるのか。

できました。(晴れやか~)

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実は22日の初リスティングのとき、待てど暮らせど終わらないので(といっても5分ぐらい)ちょっと翻訳モードにして・・・というのがまずかったのか、画面が真っ白に。

顔面は真っ青に。

 

戻ってみると「販売するボタン」を押せる状態になっている。ということは、できていないってことか。

「失敗した・・・・ガス代だけとられるやつだ・・・・」

と落ち込みました。

メタマスクの履歴詳細みたいなものを見ると「できたね~」と書いてあるので、翌日23日に気を取り直してもう1度。念のために再度ガス代の上がり下がりを気にしながらです。

ボタンを押下すると、「2度目からはガス代もらわないから~」みたいな英語が。

結局、初回リスティングは2度目でできたけれど、昨日のガス代分はちゃんと働いてくれていたようです。

chromeでopensea、翻訳モードにすると真っ白になることが多発だそうです。気を付けようがないですよね。(;^_^A

 

まだまだよくわからない(笑)

わからないものをヒトに勧められないので~。

私はお節介さんだけど、これはお節介が焼けません。

お金も関わって来るし・・・・というのは手数料うんぬんもあるけれど、

作品にどう価値をつけるか、また、どのくらいの価値を求めるのか、価値をゆだねるのか、
そういった期待値はご自分でしっかりと練り上げて、すべてを自己責任でおこないましょう。

 

たぶん、まだまだ不確定で、伸びしろもあって、不安と期待が交錯するNFT。

NFTといっても画像などはいくらでもコピー出来てしまうから、今のところまだモラルの欠けた層にとっては「無問題っす」ってとこでしょう。

手描き派にとってNFTはどうなのよ

私のような『手描きアナログ人間』にとってNFTがどうなのかを知りたい気持ちもあって探ってみましたが、ちょっとだけ気づいた点。

 

仕事のイラストは最終的にはスキャンしてフォトショで調整します。

展示系の絵はそれが出来ないのですが、保存用に撮影やスキャンして明るさ調整したほうが良い感じになると「あ、なんだかゴメンナサイ」という気分にサイナマレマス。

だったら、そういった上乗せ再現(変な言葉だ)したデジタル絵も「作品です」と言ってもいいのかもなぁ。

 

よくある絵画系委託販売で「デジタル出力の場合は手描きサインやエディションをつけて」という、あれの逆ですね。

 

ただ高額販売を目指すだけじゃないと思いたい

ポリゴンならガス代かからないし売買のお互いが安い。

イーサリアムは初回出品と買う側(毎度)のガス代が高いので、500円や1000円の作品を買うのはつまらない→1万円の買っちゃってもいいわね。という感じ。そのくらいの世界観がワタシは好きだなって思いました。本当にNFT「アート」と名乗るなら、それくらいの価値を作品に見出してくれたらワタシでなくても本当に嬉しいと思うし新作への励みにもなりましょう。

ちょっと探るとわかると思うんですが、苦手な人にはアレルギー反応を起こしそうなのがNFTアートに関するコミュニティー。twitterなどなど色々盛んですが、これをやらないと売れないようです。

透明な壁の向こうにそういう世界があるんだなぁ。と眺めるぐらいにして、自分の楽しみ方を見つけていこうと思います。

だってもうお金かからないし。(これだいじ)

大化けするかもしれないし。(かすかな期待もだいじだいじ)

 

いつまでも続く「ワカラナイ」・・・そのうちちゃんとします~

opensea.io

 

自分せんようびじゅつかん も嬉しいw

oncyber.io

 

NFTアート=デジタルな転売ヤー爆誕!の促進・・・なのかもしれないけれど、それを乗りこなして稼げるに至るまでの知識そして積み重ねっていうのは大したもんだわ。と、素直に拍手を贈ります。

この波は『共感』でできている。

これが欲しい、私も欲しい、それが楽しいね!だから右上がりの取引が成立するのだし、その振幅がさざ波から大波まで幾重にも連なって・・・私からはとてもとても遠くに見える。

 

こっちは凪でいいや。

シート広げてお弁当を二人分。誰かが遊びに来てもいいようにね。

 

 

制作記録を兼ねた作品販売サイトを運営しています