アトリエよんよんblog

描いたり作ったり時々デジタルな絵描きの日常ブログ

「さきもりのうた」が出来るまで

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奄美大島に流れ着いた噴火の軽石や沖縄の琉球ガラスを用いてできました、「さきもりのうた」。

 

 

輪っかができるかもしれない

かもしれないで見切り発車をするのが得意な50代後半です(〃▽〃)ポッ

錐の柄を使って、ボンド、軽石、ボンド、軽石と、バームクーヘン状に固めました。

果たしてここからはずすことができるのだろうかー。

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見た目はまるで「猫砂」。水をかけても固まらないところが違う!

猫に見つからないように必死です。(シッコやめれー!)

指にはまるサイズだった

アクセサリー作りというものに興味はあれど、おしゃれセンスがゼロなので、軽石がたまたま指輪になりそう、という流れに少々戸惑いました。

芯に使った錐がまた、極細から太までのなだらかなサイズ展開として役立ったようですよ。

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「宝石風」ガラスを入れてみた

これもたまたま、手持ちのガラス片が少なくなってきたので注文したばかりなのが届きまして、即使いました。ワンパだとつまらないのでシー陶器や、なんちゃらのパワーストーンをくっつけたのもあります。

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リングホルダーを作ろう

さて、結果として極小軽石は指輪風になったけど、どうする?

では、保管場所を作りましょう。

ということで、アトリエの片隅で干からびかかっていた、もとい、日の目を見るまで大切に保管していた木の粘土をザクザクと切り分け、顔を描きたくなり、頭に小さな軽石を乗せてみたらとっても似合いました。

 

こうなると、「彼ら」と呼びたくなるし、名前もつけたくなるわけで。

しかし16体もあるので「いろは~た」まで記してみました。

 

そこでふと、日本の南の島の歴史が脳みそをツーンと横切りました。

歴史は今もなお、続いているわけです。

 

私は日本が好き。日本の土地、日本の人間、日本らしさが好き。

外国を排除するのでなく、みんなに個性があるように、世界の中での日本の個性というものが好き。

そこでポンと出来てた「防人(さきもり)」というワードです。

多くは語りませんが、その場所から離れていても私たちが防人の心を持って現地と周辺の気持ちを微小でも引き受けられたらと思うのです。

そんなご理解をいただける方のお手元に置いていただけることを夢みます。

たぶん1月の個展でご披露いたしますのでよろしくお願いいたします。

 

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Instagramのリールというのを初めて使ってみたんだけど・・・

https://www.instagram.com/reel/CXiHOAdjxOG/

 

↑音楽は、うちのアレクサがよくおすすめでかけてくる曲。

 

 

 

2022年1月 2つの展示のご案内

来年1月展示のDMがご用意できましたので簡単にご案内いたします。

郵送ご希望の方はご覧になっているSNSのメッセージかメール satoo44@gmail.com でご請求くださいませ。

 

①ミニアート展 2022.1.13~18

ミニアート展2022 Vol.3 | GALLERY 2511

こちらは初めてお世話になるギャラリー2511さん。

会期3つのうち、1に出展します。

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②「個展 おはようのくに」2022.1.21~26

こちらはギャラリーニイクさんでの、ひさしぶりの個展です。

100%SATOOの世界をお楽しみください~(^▽^)/

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アットマークとハッシュタグ

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アットマークとハッシュタグ

(あるものを探しに隣の駅前の100円ショップに行って、目的のものが探せずに、手ぶらで帰るのもアレだからと、うっかり買ってきてしまったのが最寄の100均にもあるこの文字プレートです。)

何を描こうか、出てくるまでに時間はかかりますが、こういった「カタチありき」でのひらめきは実に楽しいです。

くまでやま

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山の上に木が三本。

品川区の三ツ木小学校(母校ですー)もそんな由来のある校名であると聞いたことがあります。

 

大きめのシー陶器に小さなシー陶器を。

接着する時はすでに、くまさんの手のようだ!と感じながらー。

だいだいいろの窓

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家にしか見えないシー陶器があったのでガラス片で窓を設置してみました。

漆にマイカの金を蒔き、数日ムロで寝かせての完成です。

 

これも自立させるより手の中鑑賞というか、なんというか、アレだなw

このままがいい。

梅にウグイス、、イス、。

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鳥の絵の陶片、ムム、これはいいな。

おぼろげながら、シルエットが浮かんできたんですね。

あ、すみません、レジ袋大臣のお言葉をパクってしまいました。

 

キャラの立った陶片なので、どうにかメインにもっていこうと、

椅子のような格好になりました。

 

この鳥は、梅とくればウグイスですよね?

組み上がってから

「ダジャレになってしまった」

必要のない後悔に苛まれながらの金蒔きに思わず手が震えました。

 

黙っていればバレませんよねー。

置けるさかな

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粉固め(上から漆で塗る)してしまったのでくすんでいるけど、このサカナがこのままでいいと言うので(笑)

 

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置けるのは指輪ひとつ程度。

「おらにまかせろ!」

 

私、指輪しないので活躍させてやれないな。

 

付箋の新しい使い方w

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シー陶器の仮止めに、まちまちの高さが必要!

これなら微調整ができるー!

きれいに使えば本来の役目も果たせます(u_u)

クリアファイルを切ったものを敷いて作業すると、接着後にペロシっ!と剥がせて好きです。

【完成】シーグラス&シー陶器を金継ぎ

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モノホンの金を使っていないので微妙なところですが、ようやく完成しましたー!

雲母系の金もどきです。

これだけ本物の金粉を蒔いたら・・・ゾッとします(;^_^A

 

小さなものたちと同時の「はじめの一歩」なので、まだまだ甘いのですが、結構気に入ったカケラを使ってしまいました。

 

裏・・・自立できるように3点で固めました!この安定をとるのは意外と楽勝。

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赤をひとつ入れたらキュっと締まったように思えます。

思い込みと自己満足で出来上がっております。

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どう磨いても落ちない汚れは・・・諦めが肝心。ハハハハハ

これだけ強力にくっつくのだから、ついたら落ちにくいのは仕方ないと思うことにします。今後の課題ってことでよろしく。

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かけらがみっちりの線描きは苦行、でも好き♡

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きのう、中塗りを終えて地塗りし金(マイカ)を振り終えました。

つなぎ部分がボンド+砥の粉なので、漆にこだわることもなかろう。

いやいや、このガチャガチャした線に沿って漆を過不足なく塗っていく練習がしたくて。(笑)

絵業において私はあまり緻密な筆使いをしないので(ハハハハ)これは良い修行。

 

えー、まず、メガネが合っていないことが良くわかりました。

つ、つらい・・・

そこからなんですけどね。

 

漆を塗って15分ぐらいで金を、とされていますが、

片面塗り終えるのに30分ほどかかったかもしれません。

うるしは結構粘り気があるので、テレピン油でどの程度薄めて良いものやら、金をまく時間や分量は変わるのか、経年でどう影響があるのか。ガンガンやりまくらないと結果は出ませんよね。

訊ける先生もいない。(何でも独学なもんでヒトに訊くマインドが無いのです。)

 

絵でも楽器でも金継ぎでも、師事したい先生が見つかればいっちゃいます!

が、50も半ばを過ぎてますしね。

これぞ!と思う若い師匠に大金積んで教えを乞う、いいなあ。夢だなあ。(生徒のくせに上から目線・・というナニサマ路線を妄想中)

 

さ、生活のために、ちまちまと仕事をこなして参りましょう。

巣立ち?

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石粉粘土で専用スタンドを作って完成!

砥粉の色そのままの上に模型用?のカラー砂を撒いて、金(雲母)をあしらいました。

やや和菓子風味です。

 

裏は、、、

あー、お皿だったのねー。

というのがわかります^_^

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このたびのテーマは「置ける」

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前回は「自立しないもののために補助」のような取り組みでしたが、今回は真逆の、

 

「置ける」ものができあがりました。

ハッハッハ。

 

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ほら、置けました!

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上の2つは脚を足してバランスをとるのが難しかったです^_^

前回の3つより先に作りはじたかもしれない。手間がかかった分、後出しになりました。

手塩にかける楽しさ、やめられませーん。

「トモシビ」ショップにアップしました

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たまっていきそうな気がするので(;^_^A

すでに、、、

どこにしまっておこう・・・とりあえずナンバーを振って空き箱に収めておきました。
4-prism.com

 

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